枝毛は本当に切っても良い?現役美容師が教える枝毛の原因と対処法

髪が途中で裂けてしまう枝毛。髪がパサついて見え、とても気になりますよね。

枝毛は切ってもいいの?枝毛の原因と対処法は?この記事ではそんな疑問にお答えし、枝毛の悩みの解決を目指していきます!

 

 

髪の毛の構造

枝毛の原因について説明する前に、まずは髪の毛の構造について説明していきます。

髪の毛の構造は、よく「海苔巻き」例えられます。

海苔巻きの海苔の部分は「キューティクル」です。硬いタンパク質がうろこ状に重なり合い、髪内部の成分や水分を保つ役割を果たしています。

海苔の中のご飯にあたるのが「コルテックス」です。コルテックスもタンパク質でできていて、規則的に並んでいて髪の柔らかさや太さに大きく関係しています。

ご飯の中の具である「メデュラ」は柔らかいタンパク質でできています。赤ちゃんの髪や細い髪にはメデュラは存在しないことがあります。

 

 

枝毛の原因とは?

キューティクルが何らかの原因でダメージを受け、コルテックスから水分やタンパク質が抜けてしまうと、髪はスカスカの状態になってしまいます。そのような状態の髪は摩擦や引っ張られることに耐えられず、途中で切れたり、毛先で裂けてしまいます。途中で切れてしまう髪が切れ毛、裂けてしまう髪が枝毛、というわけなのです。

つまり、枝毛の原因はキューティクルがダメージを受け、コルテックスから水分やタンパク質が抜けてしまうことなのです。また、何らかの影響で髪のコルテックスの質が落ちてしまい、髪が弱ることによって起こる枝毛も存在します。

 

 

枝毛の対処法とは?

できてしまった枝毛はカットする

既に枝毛になってしまった髪は元どおりにすることはできません。枝毛になってしまった部分はカットしておきましょう。

 

髪を濡れたまま放置しない

キューティクルは水を含むと開くという性質があります。髪を濡れたまま放置しておくと、キューティクルが開いたままになり、コルテックスから水分やタンパク質が抜けて行ってしまうのです。また、濡れたままの髪はダメージを受けやすいので、摩擦によって切れ毛や枝毛になってしまいます。

シャンプーの後はできるだけ早く、ドライヤーできちんと乾かすようにしましょう。

 

ヘアカラーを見直す

ファッションカラーなどのカラーリングは頻繁に続けるとキューティクルにダメージを与え、髪が切れ毛や枝毛になりやすくなってしまいます。

ヘアカラーの種類や頻度を見直し、髪にダメージを与えすぎないようにすることは大切です。

 

紫外線から髪を守る

キューティクルも肌と同じように、紫外線によってダメージを受けてしまいます。髪の毛も肌と同じように、髪の毛専用の日焼け止めローションやスプレーなどで紫外線から守ってあげることで、枝毛にならないように防止することができます。

 

生活習慣を見直す

髪の毛はタンパク質でできていることは既に述べたとおりです。過剰なストレスや寝不足、栄養不足になってしまうと、髪の毛を作るタンパク質を作り出すことができなくなり、枝毛などになりやすい、弱い髪質になってしまいます。髪を健康に保つためには睡眠や食生活に気をつけ余計なストレスを溜めないようにして健康な体を保つことが大切です。

 

 

cieloが枝毛ケアにおすすめするトリートメント

cieloではダメージを受けた髪に栄養や潤いを与えるトリートメントを各種取り揃えています。髪のダメージでお悩みの方はぜひ一度お試しください。

まとめ

cieloはカフェのような落ち着いた雰囲気の空間と接客の美容室です。初めての方もぜひお気軽にお問い合わせください。