くせ毛対策として、日頃のヘアケアも一つ重要なポイントです。ヘアケアの中でも毎日行うシャンプーで何を使うかも大事になってきます。くせ毛の方におすすめのシャンプーにはどのような特徴があるかについて、ここでは詳しく見ていきます。
頭皮に優しいアミノ酸系がおすすめ
先天性でも後天性のくせ毛でも、髪の毛や頭皮に負担のかからないシャンプーを使ってケアするのがおすすめです。アミノ酸系のシャンプーは頭皮や髪の毛に優しいといわれています。保湿成分も配合されているので、髪の毛に潤いを与え、ダメージを補修しうねりにくい髪質に改善するといわれています。
市販のシャンプーの場合、洗浄力が強いので必要な皮脂まで奪ってしまいます。しかしアミノ酸系であれば、必要な皮脂を残しながら汚れを除去することができます。皮脂は頭皮を守るバリア機能があります。健康な頭皮を維持するためにも保護機能は必要です。
補修成分の配合されているシャンプーを探す
くせ毛対策のシャンプーでおすすめなのが、補修成分が配合されているものです。特に後天性のくせ毛の場合、髪の毛にダメージが蓄積していてうねりをひどくする傾向が見られます。髪の毛内部にしっかり浸透できるような補修機能のあるシャンプーがおすすめです。髪の毛の補修はトリートメントでケアするのが一般的です。
しかしトリートメントだけでなく、シャンプーでも補修できれば相乗効果が期待できます。アルギニンやセラミド、加水分解ケラチン、加水分解シルクなどは補修効果が期待できます。このような成分が配合されているかどうか、ラベルなどでチェックしましょう。
保湿効果のあるシャンプー
保湿成分の配合されているシャンプーを使ってヘアケアをすることも、くせ毛の方にはおすすめです。くせ毛の方は髪の毛が乾燥すると、よりうねりがひどくなってしまうことがあるからです。保湿効果の期待できるシャンプーを使用することで髪の毛をしっとりした状態をキープできます。スタイリングなどにも苦戦することもなくなるでしょう。くせ毛の中でもいろいろな種類があります。その中でも日本人のくせ毛でも多いタイプの波状毛や捻転毛の方は保湿対策をよりしっかり行ったほうがいいでしょう。
くせ毛の方は髪の毛内部の水分量のバランスが偏り気味といわれています。水分量が異なることで、うねりが起きてしまうわけです。シャンプーで保湿対策をすることで、水分量のバランスを整えることができます。結果的にうねりが起こりにくくなるわけです。
どんな成分が含まれているのが好ましいか?
では保湿効果の期待できるシャンプーをどう見分ければいいか、成分を確認してください。アスタキサンチンや海藻エキス、アミノ酸、イソフラボン、ヒアルロン酸などは保湿効果が高いといわれている成分です。このような成分が多く含まれているシャンプーはないか、一度チェックしてみるといいでしょう。
縮毛矯正で対処する方法も
くせ毛をシャンプーなどのヘアケアで改善できなければ、縮毛矯正をすることも検討しましょう。縮毛矯正とはくせ毛を直毛にして、その状態で定着する施術のことです。いったんまっすぐに強制された髪の毛は半永久的にその状態を持続できる可能性も高いです。縮毛矯正はまず薬剤で髪の毛内部の結合を切断して、柔らかい状態にします。そこで加熱処理して、髪の毛をまっすぐな状態に持っていきます。次に再度最初とは別の薬剤を髪の毛に塗布して、まっすぐになった髪の毛をそのままの状態で保持します。
ストレートパーマとの違いは?
縮毛矯正といわれると、ストレートパーマと異なるのかと思う人もいるでしょう。ストレートパーマでは、先ほどの縮毛矯正の工程の中の加熱をしません。ストレートパーマの方がよりソフトな施術といわれています。基本的にはパーマを当てた髪の毛をストレートに戻すために使われる施術です。
それほどクセが強くなければ、ストレートパーマでも直せるかもしれません。しかしクセが強くてしつこいくせ毛の方の場合、縮毛矯正で対処しないとうねりがなかなかなくならない可能性があります。当店ではストレートパーマも縮毛矯正も、いずれの施術にも対応しております。経験豊富なスタイリストが、お客様の髪質を見てどちらの方が適切か判断いたします。
まとめ
くせ毛の方はシャンプー選びも慎重に行ったほうがいいです。市販のシャンプーだと、髪の毛や頭皮のダメージが蓄積されて、よりうねりがひどくなってしまうこともあるかもしれません。髪の毛に優しいアミノ酸系シャンプーを使ったり、保湿効果の期待できる商品を使ってみましょう。また当店で提供している縮毛矯正で対処するのも有効な方法です。
頑固なくせ毛もまっすぐな髪の毛にするのも十分可能です。髪の毛をまっすぐにしてそのままでキープできますので、髪の毛のお手入れも楽になるでしょう。まずはお気軽にご相談ください。